Hair & Make Fzeraf

こんばんは。

本日も滞りなく営業が終了いたしました。感謝感激。

週の初めは予約のお問い合わせが多くて当日の予約は、ちらほらとまばら。

ゆったり寛いで過ごせる美容室でありたい、と常々思ってるのです。が。

僕という人間自体がゆとりのない様でして、お客様に癒しを提供する事がまことに困難である。

例えば。

年明け早々、「毎年恒例だから」と言ってお客様一人一人に「抱負」を宣言させ、年末に達成できたのか問いただす、という無慈悲な所業をやってしまう。

珈琲を淹れてうんちくを垂れ、せっかくの美味しい珈琲を台無しにしてしまう。

芸能ニュース、というかバラエティ番組をほとんど見ないので、お客様との会話についていく事も侭ならず、挙句「生産性の無い会話はしない」と逆ギレしてしまう。

美食家を気取り、浅はかな知識をもって一刀両断、罵詈雑言を吐いたり吐かなかったり。

などなど。

そもそも差し出す本のセレクト自体に悪意が見え隠れ、占い書であったり自己啓発書であったりジャンキーのエッセイだったり。

「殺伐とした空気を生み出す書籍が多すぎるのだ、Fzeraf は」と責任転換したところ「僕が選んで買ってるんだよなぁ...」とブーメラン。

という訳で、本日の一冊。



「ごはんのことばかり100話ちょっと」
著者　よしもと ばなな

よしもとばななの日々の生活にある食事に纏わるエッセイです。

こんなトゲの無い文章に憧れます。

ご飯を食べたり作ったり、地元のご飯屋さんの話や子供との食生活やらを綴ってるほんわか雰囲気が癒し効果抜群です。
お腹空いたなぁ。

「ごはんもの」のエッセイや雑誌を準備して僕の代わりにお客様を癒してもらおう大作戦決行です。

十人十色、癒しも多種多様で一体全体何が自分にとって最も癒し効果があるのだろうか？と疑問を抱き人生を歩んでる方も多いと思います。
手っ取り早く癒されたい、と願うなら、まずは食べる事からでしょう。
美味しいものを食べる、それだけで幸せな気持ちに包まれ、荒んだ心も和みます。

本当の意味で、食欲を復活させる事が大事だと思うのです。

あぁ、お腹空いた、限界です。

今日も1日お疲れ様でした。